只今の改装は玄関側の造作に入っています。
色々な場所をやるにつれて、できるだけあるものを生かすような作り方になってきました。
上の写真は最初に家を解体したときに出てきて、土の中に半分埋まっていた御影石。
買ってきた石はシャキーンと綺麗に加工されていて扱いはいいのですが、
なんともいえないアジがあります。
トンと置いただけでは水平にならないので、
(石も床もかたかた)パサと呼ばれる、
砂とセメント+ちょっとの水を混ぜたもので高さ、位置を調整していきます。
よく木の棒などでよくついて山の上に固定します。
だいたい一晩おけばかたまります。
セメントがない時代は漆喰などでこの作業をしていたようです。
土台ができたら、下地を造ります。
なんとか形にはなった。
左側の譲ってもらって修復した古建具の窓も、なんだか昔の小学校みたいでいい感じです。
というわけでただいま我が家は2重の入り口となっております(前面のサッシと)。