梁を据えました。

改装中の古い家のように、「木造軸組構法」で出来ている家は、普通、床の下地として大引(おおびき)、根太(ねだ)と呼ばれる角材を組んでいきます。今、改装しているのは一階部分ですが、防空壕があるので、二階と同じように組みます。

そのために必要となってくるのが、”梁(はり)”というよく天井部分にある大きめの木です。

防空壕図面

まずは、床の仕上げからの高さを必要な部分に墨を打って、水糸をはります。
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そして、以前欠き込みいれた部分に現物あわせで長さを測ります。このとき、建物のサイズになると木の大きさもかなりのものになって、ねじれとか曲がりがかなり出てきます。これをいかに合わせるかというのが、みそなのですが色々やりかたがある中で”現物あわせ”というのは、まず間違いはありません。特に、新築のように据える場所の寸法がきっちり分かりやすいものはOKですが、改装の場合、家が歪んでいる場合が多いので、なおかつ素人にとってはこれが一番分かりやすい。プロなら歪みを直すんでしょうが・・・。

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高さを微調整するために、くさびを入れたり、水平器で水糸と垂直方向の傾きも見ます。ここが、床組の肝になるので慎重に。

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続けて、梁の上に載せる”大引”を既存の土台に組ませるための掘り込みをいれます。
これもまた、まっすぐになっているわけではないので手間がかかります。
墨つぼでラインをひいて、ノミで搔き込んでいきます。

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そして、この日は仕事帰りに左官のミッチーさんが壁補修の続きをしに来てくれました。荒壁の補修の最後です。ありがとう!

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