先週末行われた自分でつくるワラーチワークショップ、大盛況のなか無事終了致しました。
参加者27名 + 我々家族分3名 合計”30”足の新たな”ワラーチ”が誕生しました。
数年前のひょんなことからのkuluskaさんとの出会いからはじまったこの企画。
身近な道具をつかって、身の回りのものを自分でつくる。
とっても楽しく濃密な時間でした。
朝、お客さまをまつ並べられた道具たち。
この企画のために用意された、オリジナルの組紐も(昇苑くみひもさまありがとうございます。)・・・
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まずは、自己紹介からはじまり、最近のよかったできごとをひとつずつ発表。
会場もあたたまってきます(外はとっても暑い日でした)。
はじめは自分の足から型をとります。外側のラインと、土と接する部分のラインをそれぞれ描きます。
左右の大きさや長さが微妙に違うんです。
自分の足と向き合います。
ハサミでちょきちょきと。
踝(くるぶし)の位置などを印をつけたり、微調整。
この段階では、歩く時に自分の足がどのように動いて、靴底がそんな形になるかを考えます。紐を通す穴の位置などを想像しながら、製作をすすめます。
型ができましたら、おそらく一番悩んでしまうであろう革と紐えらびです。
革の素材についての簡単なレクチャー。牛・豚などそれぞれの革の素材がどのようにしてうまれるかというおはなし。
選んだ革を、型紙に沿ってカットします。
お庭を背景に、切り取った革とソールをゴムのりで貼り合わせます。
しばしハーブティーを飲みつつ一服したのち、カッターでカットしていきます。
どんどん形になってくるので後ろ姿も楽しそう~。
そして、・・・紐を通す穴をトントンと。
いよいよ紐を通します。組紐などの素材と革ではすこしで仕舞い方が異なります。
通していって・・・
足に合わせながら結び方を学んでいきます。
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ジャン
ジャンジャン
ジャジャジャン
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オリジナルのワラーチサンダルが出来上がりました。
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モノヅクリというと、長い期間修練を重ねることでしか得られない技術や特別な道具なしではできないというイメージを持っていらっしゃる方も多いかもしれません。
しかし、身近にあるものに加えて、ほんの少し手や足をのばせば大抵の材料や情報は手に入る時代です。
なんでも人任せにするのではなくて、一度自分がいいなと思うものを作ることにトライしてみることは、とても大切なことだなと改めて感じています。
そして、そのつくるという楽しみを共有できるというのは何事にもかえがたいものですね!
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最後になりますが、
今回遠い鎌倉より講師としてお越し頂いた クルスカ さま
オリジナルの組紐を製作して頂いた 昇苑くみひも さま
多岐にわたりご協力いただきました FEELKYOTO さま
改めてお礼申し上げます。