モネ 睡蓮のとき

「モネ 睡蓮のとき」京都展 オリジナルブレンドハーブティーについて

2025年3月7日(金)~6月8日(日)、京都市京セラ美術館にて開催される「モネ 睡蓮のとき」京都展向けて、限定ブレンドハーブティーを製作いたしました。

モネの作品からインスピレーションを受け、色彩豊かな花々とハーブをブレンド。優雅な香りと味わいで、その世界観を表現しております。


ブレンドについて

普段はリーフ(茶葉)タイプの量り売りを行っている当店ですが、本展のために、より気軽に楽しんでいただけるティーバッグ仕様をご用意しました。ティーバッグでも香りや味わいがしっかり引き立つよう、ブレンドの細やかな調整にもこだわっています。

今回、展覧会で展示される絵画の中から3作品を選び、それぞれのイメージに寄り添った京都展限定のブレンドを作りました。

01.睡蓮の咲く庭

たとえば、ブレンド「睡蓮の咲く庭」は、モネの絵画の色彩を意識し、ピンク、イエロー、ブルーの花々を贅沢にブレンドいたしました。繊細な酸味とほのかな甘さが特徴で、イチゴのようなフルーティーさも感じられます。香料等は一切使用しておりませんので、自然な優しさをゆったりとお楽しみください。

01.睡蓮の咲く庭(左)
ピンクローズ、コーンフラワー、マリーゴールド、色彩豊かな花々を贅沢にブレンドし華やかな香りと味わいを表現しました。モネの描く庭の風景に思いをはせながら甘酸っぱい幸せなひとときをお過ごしください。
02.水面に映る光(中)
カモミールやラベンダー、リンデンが織りなす穏やかでやさしい香りと自然な甘みが広がるブレンドです。くつろぎたい時やおやすみ前の静かなひとときに。セーヌ川に映る柔らかな日の光を思い浮かべながら、心ほどける安らぎの時間を。
03.春のおとずれ(右)
ネトルやエルダー、春先のグズグズ対策に、まろやかですっきりした味わいのブレンド。ミントの香りがスーッと吹き抜けます。「藤」が描き出す美しい紫の花々に包まれながら春のおとずれを感じて。

水色や茶葉の色合いも美しく、味わいだけでなく目でも楽しめるブレンドティー。
展覧会とともに、モネの世界を五感で味わってみませんか?

化粧箱について

箱は、開けた時にハーブティーが額装されているようなイメージで、スリーブ箱にいたしました。タイトル原画の美しさを活かすため、カットなどをせずにそのまま使用いたしました。使用したパール紙の上品な煌めきが、モネの絵を引き立てています。ハーブティーをお召し上がりいただいた後は、箱を小物入れにしたり、そのまま飾ったり、切り取って壁に貼ったり、ポストカードのように使ったりと、それぞれの楽しみ方ができるかもしれません。

また今回、箱の折加工を「特定非営利活動法人加音」様に依頼させていただきました。こちらでは、利用者さまの特性を活かした事業を展開されており、箱の折加工もそのひとつです。メンバーさまは視覚で認識する能力が高いため、すべての箱の折り方をイメージで記憶でき、複雑な折り方も一度見て覚えると、それ以降忘れることがないそうです。すべての箱を丁寧に仕上げていただきました。


弊店ブレンダーは高校時代にはモネの絵画を模写し、大人になってからもフランスの美術館で作品を鑑賞するなど、長年モネに親しんできました。今回、このような形でモネの世界と関わる機会をいただけたことを、大変嬉しく思い、心より感謝しております。

絵画とともに、ハーブティーを通じて、モネの作品がもたらす特別なひとときをお楽しみいただけましたら幸いです。

※こちらのハーブティーは京都市京セラ美術館の展示会場特設SHOP内にて、会期中のみ販売しております。春の京都とともにぜひお楽しみください。公式ページのグッズ紹介も併せて御覧ください。

展覧会開催期間中、日頃より弊店のブレンドハーブティーをご愛顧いただいている「南禅寺参道 菊水」様にて、日本庭園を臨むレストランにおいて、「日本庭園と風景画」をテーマとしたコラボメニューが展開されます。今回、そのコース内でモネ展に向けた弊店の特別ブレンドを提供していただく運びとなりました。詳細やご予約については、「南禅寺参道 菊水」様の公式ウェブサイトをご覧ください。